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脊椎の作成

骨格の要、脊椎(頚椎・胸椎・腰椎)を作成します。
腰のひねりや横方向への曲げも実現できるように、実際の脊椎の構造を目指します 




  • 30mm径の木製(桂)の丸棒に垂直方向と斜めに切れ込みを入れます。

  • 斜めに切れ込みを入れた側が凸状になるように削ります。ノミや彫刻刀でこつこつやっても良いですが、ディスクグラインダーに木工用の砥石を付けて作業すると、あっと言う間に出来ちゃいます  

  • 切込みからパーツを切り出します。
    頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個 全部で24個

  • それぞれ中央部に8mmの穴を空けます。





  • それぞれのパーツに6mmのゴムの丸ヒモを通します。

  • 肋骨に胸椎部分のパーツをタイラップで取り付けます。 

  • 内側から見た写真。

  • 全部のパーツをゴム丸ヒモでつなぎます。随分脊髄らしくなりました 

細かい仕上げや詰めはまだまだですが、今日はここまで 
しかし・・・殆ど骨格模型作成ブログとなりつつあるような気がしてならないのですが・・・・



鎖骨及び周辺部の作成

腕や肩周辺の骨格が関節で胸部と繋がっているのは鎖骨の一端だけです。
もう一端が関節で繋がっている肩甲骨は筋肉で囲まれることによって保持されており、いわば宙ぶらりんの状態です。
それに更に腕が繋がっている訳で、鎖骨は重要な役割を果たしています。

まずその鎖骨が確実に保持できて、尚且つ自由に動くようにしなければなりません。
関節の作成に工夫が必要です。




  • 屋外に放置されていた13Aの塩ビ管をバーナーであぶって曲げます
    かなり荒業 燃えてます
    これが鎖骨の原型です。

  • 20mm径の木の丸棒の一端を13Aパイプに差し込めるように削ります。

  • 2の丸棒から写真のようにキノコ形のパーツを作り、中心に穴を空けます。
    これを鎖骨の両端に取り付けます。
    また角材で胸骨のベースになるパーツを作ります。

  • 肩関節のためのキャスター(自在)と塩ビパイプのソケット継手を削ります。
    また肩甲骨に取り付ける木製パーツを角材から切り出します。




  • キャスターにソケットを差し込みます。抜け防止に細いネジを打っておきます。
    これが腕を肩甲骨につなぐ肩関節になります。
    今回はまだ肩甲骨には取り付けません。

  • 先に作った木材パーツを肩甲骨にビスでしっかり固定します。
    このパーツに肩関節と鎖骨の一端を取り付けます。

  • パイプで作った鎖骨の両端に中心に穴を空けたキノコ状のパーツを取り付け、内部に4mm径のひも状のゴムを通し、胸骨、肩甲骨と繋げます。

  • ゴムをテンションを架けて張れば自在に動く関節になります。


時間切れで今日はここまで。


肩甲骨の作成

肩甲骨の作成に取り掛かります。
前の記事に書いたように単純な形ではないので少々苦労しました 



  • 肋骨作成で余った植木鉢の残骸を利用します。

  • こんな形に切り抜きます 

  • またもやバーナーであぶって曲げます 

  • 横から。




  • こんな形のパーツを新たに切り出します。

  • バーナーでお互いを溶かしてくっつけます。これも溶接って言うのかな

  • 横から。

  • なんとか形になりました。右の肩甲骨は熱で溶けてしまって真ん中辺りが変形しまくり 
    最終的にヤスリ等で細かい整形をしましたが、デジカメのバッテリー切れで写真がありません

初めてポリプロピレンを溶かして溶接?したのですが、想像以上にしっかりと付きます。
しかし溶け具合のコントロールや整形が難しいです。またすぐ火が付くので大変危険です 
ガスも発生するので絶対に屋外での作業です。

一般的にお勧めできる方法ではありません。ご注意を。

さて次は鎖骨の作成ですが今日はここまで 


肋骨の作成 ベース

切断線を引いたプラ(ポリプロピレン)の植木鉢をのこぎり(引き回しノコを使用)でひたすら切ります。
切りくずが多量に出るので外での作業です。寒かった・・・




  • とりあえず切り終わりました。

  • 背骨側を内側に折り込むために熱処理で曲げます。通常工業用ドライヤーで熱するのですが、持ってない(欲しい)ので、カセットガス式のバーナーで熱して曲げました。
    すぐに溶けたり燃えたりするので注意が必要です。

  • この背骨側の曲げ方でサイズを調整します。

  • いい感じに仕上がりました


さて次は鎖骨と肩甲骨です。
肩甲骨は形が複雑なのでどうやって作るか思案中です・・・


胸部の改造 計画~

LOVE BODYもそうなのですが、横から見たシルエットが現実離れしています。
実際のトップバストやアンダーバストの寸法で選んだサイズでは乳房より上が窮屈です。


実際の人物の輪郭と重ねてみると、上の写真のように肩から乳房にかけてのラインが全く別物です 
この部分をリアルな形状に改造しようと思います。
更には鎖骨や肋骨も再現したいところです 



ぬいぐるみは外皮の布で構造の形を決定付けしています。
これを実際の人間のように骨格を中心にして、筋肉・外皮とそれを取り巻くように構造を再現すればリアルになると思います。
そこでまずは肋骨の作成です 

ホームセンターでプラの植木鉢を買ってきてこれに肋骨の写真を実物大に拡大した写真を貼って切断線を引きます。

とりあえず今日はここまで 


手の作成 その1 骨格~

LoveVenusをはじめ、A ONE社のラブドールには腕はあっても手はありません。
実践使用には不要ですが、コスプレを楽しんだり、擬人化させるためには是非欲しい。
って事で早速作ってみましょう

現状として皮膚部分はコットン手袋にネールを貼り付けて使用するものとして作成を開始します。




  • 針金ハンガーを指の関節の長さに切り分けます。

  • 骨格の稼動部(関節)はVVFケーブルの被服を剥いて、内部の銅線を利用します。

  • ハンガー針金とVVF銅線をテープで止めます。指を自由に曲げるために銅線を利用している訳ですが、有り得ない部分で曲がるのを制限するのがハンガー針金の役割です。

  • コーキングのバックアップ材20mm径(ホームセンターに普通に売ってる)を指の形にカッターナイフで整形します。




  • バックアップ材にピックツール(千枚通し)等で下穴を開けます。真っ直ぐ空けるのは割りと難しいので、いきなり骨格針金を挿すのではなく、ちゃんとした道具を使い下穴を空けるべきです。

  • 骨格針金を差し込みます。ちゃんと関節部分から曲がるようになりました。

  • 各指をシリコンコーキングで接着します。こちら手の甲側。
    親指を一緒に着けるのは作業性が悪いので他の4本指を先に接着します。

  • 手のひら側は後ほど肉盛りするので適当に
    ちなみに指と指の間にはクサビ形にバックアップ材を切った物を挟んで一緒に接着しています。


コーキングが硬化するのを待たねばならないので、今日はここまで 


新しい嫁「LoveVenus R」

さて現在の嫁「LoveVenus R」です。
LoveVenus R 正面
初期状態を紹介するために服は脱いでもらいました 
LoveBody Akiのような腕の形状ですが、Akiと違いひざ下の脚部はありません。

20LoveVenus R 背面
極端なクビレです。
ウエストの細さもさることながらヒップや胸部がかなりボリューム感があります。
特に胸部や背中はパンパンに張っている感があり、現実離れしています。

20110222_02.jpg
熱い夜の営み の為にウエストの綿が片寄ったのか、新品時より腰から反り返るような姿勢になってしまいました。割とすぐ(2~3回)にこうなりました。
油断すると直ぐに後ろに倒れてしまいます 

そうなんです。背面座位で後ろから胸を揉むためにエビ反りさせて愛してあげた結果です

さてさて使用感や改造を思い立った理由はまた。

追記:
2011年2月25日
ピンボケだったので写真を差し替えました。