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内転筋群

骨加工、ボディ加工といずれも作業中なれど、さらに肉付け加工にも取りかかる 

飽きっぽい性格では無いつもりだが、黙々とした作業が続くので気分転換も必要だ。
それに別の工程をする事により新たに見えてくる事もある・・・・と言い訳しておこう 

人間の股関節は骨盤の皿状の受けに、大腿骨の球状の突起が収まる形で繋がっており、自在に動く。
この股関節の動きは、まさにボールジョイントだ。
20130217michiko_01.jpg

しかし大腿骨の付け根の球状部分は、骨格模型で直径4㎝以上もある。
これほど大きいボールジョイントは見当たらない。

脚の長さをテコとすれば、相当大きな引っ張りや、捻る力がジョイント部に掛かる。
かなり頑丈で大きなボールジョイントが必要だ。

それならせっかく人骨から型取りした骨格模型なのだから、股関節の接合についても筋肉構造を再現することにより実現しようと思う 
そもそも骨格模型を採用しようと思った当初から主要筋肉も再現する予定だった。

骨格模型と筋肉を模したニット生地やウレタン等で、人体の形状を成り立たせる。
その上から薄く皮一枚にした「みちこ」の表皮を被せる。
分かり易く言えば等身大の筋肉模型がヌードプリントの全身タイツを着るイメージだ 

まずは恥骨周辺から始まる内転筋群を作る。これらで大まかに大腿骨は骨盤(腸骨)と繋がる。

M字開脚やマングリでオ●ンコの両側に浮き出る長内転筋と恥骨筋 
縦に折りたたんだストレッチニットを恥骨部に「Gクリア」で接着。引っ張りが加わる部分なのでナイロン糸を巻いて補強しておく。
20130217michiko_03.jpg

筋肉の終止部の大腿骨に筋肉の太さに合わせたウレタンフォームを接着する。
このウレタンを包み込みようにしてストレッチニットを大腿骨にも接着する。

筋肉は筋繊維から出来ている。それを再現するにはストレッチニットは都合が良い 
太い筋肉の場合は内部にウレタンフォームを筋肉の形状を模して入れればよい。
ニットを伸ばせばウレタンも一緒に縮むし、戻せばまた膨らむ。

内外の閉鎖筋類は省略して一まとめにして取りつける。
仙骨横から梨状筋を模したニットを取り付けた時点で、大まかに大腿骨は骨盤に繋がる。
20130217michiko_02.jpg

小内転筋、短内転筋も作成。これで内転筋群はOKとする。
大腿四頭筋の1つ内側広筋まで作成して本日時間切れ 
20130217michiko_14.jpg
20130217michiko_12.jpg

明日は大腿四頭筋を仕上げたい