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「骨」加工中 その1 and 肩の造形の考察

ちょっと仕事が一段落したので「みちこ」の骨カスタムを進める 

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肋骨は各々5cm程度切り詰めて胸囲を狭める。
女性なので、下がしぼむように長さを調整。

脊椎はそもそも入っているシリコン製の軟骨を抜いて長さを詰める。
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PP(ポリプロピレン)やナイロン糸(水引糸を利用)を使い、腰椎の前後左右の稼動範囲を制限する。
これをしないと本体を引っ張って破ってしまう 
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そもそも男性の骨格模型だが、骨盤(腸骨)の幅はそのままでも小柄な「みちこ」より広い。
デカ尻が大好き なのでこここのままで行くことにする。
ただ高さを詰めるために坐骨部分を1㎝ほど削った。
更にオナホを収める関係上、恥骨部分も極力削った。

また二穴仕様にしたい ので、尾てい骨は切り落とし、仙骨も削って短くした。
本物のマ○コ、アナルが占める長さ以上に、オナホの厚みが2本分も増えるので、前後方向にスペースがかなり必要となるからだ。




ちょっと話し変わってハルミドールの、あの変な腕や肩。

パーティングラインから前後分割したボディを、切断面を平面にぴったり付ける。
すると肘(ヒジ)の位置は相変わらず変だが、肩周辺は普通だ。
20130203michiko_01.jpg

つまりこのように、手のひらを手前に向けて、腕を水平付近まで上げた状態で型取りしたのだろう。
その型で作られたウレタンボディの腕を販売状態の位置に持ってきたために、あの肩を巻き込んだ変な形になったと考えられる。

脇を閉めた状態で型取りすれば造形的に良いだろうが、そうしたら腕が全く上がらずに服を着せるのが困難になる。
着せ替えも大事なお楽しみ要素であるドールとしては致命的で、採用は出来ない。

型通りに腕を開いたままの状態が造形的には一番自然(ポーズとしては不自然でも)なのだが、梱包サイズが問題となる。

いずれも適正な内部骨格があれば、ああはならなかった訳だ。