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「骨」加工中 その2

腕や脚の骨も加工中

「みちこ」本体を実測して各々の骨を短くしていく。
写真をマメに撮る性格ではないので、加工前の写真は撮っていない。
申し訳ない

大腿骨は8㎝詰めた。
写真のハイライトが強すぎで接合面が良く見えない。重ねてご勘弁願いたい
20130203michiko_07.jpg

中央部から任意の長さを切断して、その切断面をバーナーで溶かして溶接 
レジン素材はそれだけでかなりの強度が出るが、骨折は絶対に避けたいので、上下斜め方向からコーススレッド(スリムタイプ)ビスを打っておく。
レジンにはタッピングビスより相性が良く、しっかり繋がるうえにナメにくい 

こちらは頚骨(スネの骨)、腓骨。6cmづつ詰めた。
また足が26cmほどのサイズがある(肉が付いたであろう予想値)ので22cm程度になるように、かかとや指先を詰めた。
20130203michiko_07.jpg

なお各々詰めた骨の接合面の段差はディスクサンダーで削る。飛び出したビスの頭も一緒に削る。
また縦方向ばかりでなく横方向にも詰める(細くする)ために、表面に近い関節部分を中心に全体的に削っておく。

ヤスリで削れなくもないが、電動工具なら一発だ 
砥石は何でも削れるが、木材加工用が目に詰まらず一番良い。もちろんビスの頭は事前に金属用で削っておく。

ただしこの方法はレジンが溶けて煙や匂いがでるし、溶けたレジンがジャンジャン飛び散るので室内での作業は無理だ 

こちらは腕部。
上腕骨は例の妙にひじの位置が高い「みちこ」の造形に合わせたので10cmも詰めた。
尺骨と橈骨(とうこつ)は6㎝づつ詰めた。

この時に気がついたのだが、「みちこ」は腕が短い。他のハルミドールを写真で見るとやはり腕が短い。
何故だろう・・・
20130203michiko_07.jpg

手もかなり小さいのでどんどん詰める。
20130203michiko_07.jpg

まだ骨加工は途中であるが、仮組みしてみると身長は140cm程度しかなさそうだ。
身体部分がかなり小さいので、まあそんなもんだろうと予想はしていたが、ちっこい子はあまり好みでないので、ちょっと残念 

公式データでは立った時の予想身長は150cmとある。
どういう基準なのだろうか 


「骨」加工中 その1 and 肩の造形の考察

ちょっと仕事が一段落したので「みちこ」の骨カスタムを進める 

20130203michiko_01.jpg

肋骨は各々5cm程度切り詰めて胸囲を狭める。
女性なので、下がしぼむように長さを調整。

脊椎はそもそも入っているシリコン製の軟骨を抜いて長さを詰める。
20130203michiko_01.jpg

PP(ポリプロピレン)やナイロン糸(水引糸を利用)を使い、腰椎の前後左右の稼動範囲を制限する。
これをしないと本体を引っ張って破ってしまう 
20130203michiko_01.jpg
20130203michiko_01.jpg

そもそも男性の骨格模型だが、骨盤(腸骨)の幅はそのままでも小柄な「みちこ」より広い。
デカ尻が大好き なのでこここのままで行くことにする。
ただ高さを詰めるために坐骨部分を1㎝ほど削った。
更にオナホを収める関係上、恥骨部分も極力削った。

また二穴仕様にしたい ので、尾てい骨は切り落とし、仙骨も削って短くした。
本物のマ○コ、アナルが占める長さ以上に、オナホの厚みが2本分も増えるので、前後方向にスペースがかなり必要となるからだ。




ちょっと話し変わってハルミドールの、あの変な腕や肩。

パーティングラインから前後分割したボディを、切断面を平面にぴったり付ける。
すると肘(ヒジ)の位置は相変わらず変だが、肩周辺は普通だ。
20130203michiko_01.jpg

つまりこのように、手のひらを手前に向けて、腕を水平付近まで上げた状態で型取りしたのだろう。
その型で作られたウレタンボディの腕を販売状態の位置に持ってきたために、あの肩を巻き込んだ変な形になったと考えられる。

脇を閉めた状態で型取りすれば造形的に良いだろうが、そうしたら腕が全く上がらずに服を着せるのが困難になる。
着せ替えも大事なお楽しみ要素であるドールとしては致命的で、採用は出来ない。

型通りに腕を開いたままの状態が造形的には一番自然(ポーズとしては不自然でも)なのだが、梱包サイズが問題となる。

いずれも適正な内部骨格があれば、ああはならなかった訳だ。